ジョコビッチ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスで世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)は13日、開幕を控えた全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)の会見に登場し意気込みを語るとともに、今大会を欠場し怪我からの復帰を目指している元世界ランク4位の錦織圭について「彼の復帰を願っている」と述べた。

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36歳のジョコビッチが同大会に出場するのは2年連続19度目。昨年も含め過去10度の優勝を飾っており、同大会では2019年から27連勝中となっている。

昨年、四大大会で3つのトロフィーを掲げたジョコビッチは、今大会で四大大会25度目の優勝を狙う。

この日、大会前の会見に出席したジョコビッチは今大会と、さらには今年開催されるパリオリンピックも含めた意気込みを語った。ジョコビッチはかねてより四大大会とオリンピックの全てを制覇するゴールデンスラムに意欲をみせている。

「僕が自分の目標を口に出していることは周知の事実だし、出場するすべてのグランドスラムで優勝したいとはっきり言っている。それは今年も同じだ」

「僕のキャリアを通して、ほとんどのシーズンでそうしてきたように、ここオーストラリアのメルボルンで優勝してシーズンをスタートさせたいんだ。大好きな場所であることは間違いない。僕が偉大なことを成し遂げ、グランドスラムで最高の結果を残したコートだ。昨年のようなプレーはできないにしても、それに近いレベルでプレーできることを願っている」

「どうなるか見てみよう。シーズンはとても長いんだ。オリンピックの年でもある。グランドスラム、オリンピック、これらは大きな目標だ。ここがどうなるかを見て、他の大会が近づいてきたら他のことも考えないとね」

また、この日の会見では今大会を欠場し怪我からの復帰を目指す日本の錦織についても言及した。

「近い将来、怪我がなくなりツアーで圭をもっとみることができるようになることを心から願っている。彼はここ10年で最も成功したテニスプレーヤーの一人だ。トップ5、トップ10に入り、ツアーファイナルの常連でもある」

「彼は素晴らしいキャリアを歩んできた。まだもっと活躍したいと思っているはずだ。でも、怪我は彼のキャリアの中でおそらく最大の敵だった。彼の復帰を願っている」

「(錦織とは)スリリングな試合もあったし、素晴らしい試合もあった。グランドスラムの終盤で何度も対戦した。ここでも何度かあったし、全米オープンでもね。彼が決勝を戦った年の全米オープンの準決勝で、彼は僕を破ったんだ。2014年だったと思うから、ちょうど10年前だね。時が経つのは早いね(笑)」

「でも、彼は日本から、アジアから来た、このスポーツにとってとても重要な選手だ。世界のトップ10、トップ5に入った最初のアジア人選手なんだ」

「彼が戻ってくることを願っているよ。私たちは皆、彼のプレーを賞賛している。みていて素晴らしい選手だ。彼の技術、フットワークには感服する。彼のバックハンドは僕が見てきた中でも、一緒にプレーしてきた中でも、本当に最高のものだ。彼がすぐに戻ってくることを願っているよ」

なお、錦織とジョコビッチは過去20度対戦しており、ジョコビッチから18勝2敗。2014年の全米オープン準決勝以降は、錦織が17連敗している。

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